生活の質を下げる(駐在生活)

2018年から始まった私の駐在生活は、奇しくも私の生活水準を下げることになりました。

駐在前の生活

  • 都内のマンションで生活
  • 共働きかつ子なし(DINKs)
  • 駐車場を借りて、車持ち
  • お風呂はミストサウナ付き
  • 服はユニクロ
  • 生活費だけ折半し、それ以外のお金は自由
  • スーパーは歩いて数分
  • 外食は安いところなら、値段を気にせず何回でも
  • 年に数回の旅行(国内1泊や海外旅行を含む)        などなど

駐在前は、共働き、子なしということもあり、勤務先への通勤を考えた場所にちょっと良い部屋で生活していました。私はもともと貧乏性なところがあり、毎日簡単な家計簿をつけ、お金の管理をしています。ただ、管理をするというよりは、使ったお金を把握するだけで、貧乏性なため、普段からそこまで無駄遣いすることはなかったです。そのため、特に意識せずにそこその貯金ができていました。
しかし、駐在が決まり、妻が同行するために仕事を辞めたため、生活が一変しました。さらに、駐在先の家が・・・。ということで駐在後の生活は次のように変わりました。

駐在後の生活

  • 築何年かわからないメゾネットタイプのアパートで生活(2bedroom, 2.5bath)
  • お風呂はユニットバスでシャワーだけ(バスタブはあるけど、溜める気にならない)
  • かろうじてトイレは別で1つある
  • シャワーヘッドがほぼ固定式(のちにホース付きに自分で交換)
  • 車は2台持ち(1台は会社支給、1台はローンで購入)
  • 妻にお小遣いを支給(月◯万円分)
  • 服はユニクロか、アウトレットで40%以上引きになっているもの
  • スーパーは車で5分、買うものによっては30分(コストコも利用)  などなど

特に大きかったのは、妻の収入が亡くなったことでした。海外赴任手当が貰えるとはいえ、私の駐在先のアメリカ・ベイエリアは生活費が高過ぎです。さらに、一人1台の車がないと生活できないということで、妻の分の車も購入しました。安全性を考え、古くない中古です。正直、ここまででかなりのマイナススタートなわけです。
そして、住む家は築30年以上はたっているメゾネットタイプのアパート。それでも家賃月30万円弱(会社負担)。これだけ支払っても、お風呂はしょぼいし、コンロは電熱線(渦巻)ですよ。外食しようとすると、2人で1回50ドル(チップ込み)はかかってしまいますし、さらに当たり外れも多いので、外食も必要最小限にして、基本的に自炊生活。日本の吉野家の牛丼が恋しい。

結果

日本に戻った後の生活で安く済ませられるところは安く済ませようという気になりました。日本の生活は恵まれすぎでいましたので、帰任後は以前よりもだいぶ生活レベルを落として、節約しながら生活できそうです。
何よりも、妻がこっちの生活レベルになれたおかげで文句は言われなそうなところが大きい。むしろ、節約できるところは節約していこうというマインドにすらなっているので。

他の優良企業の駐在員で、恵まれた待遇の人はこのようなことはないかもしれませんが、私にとっては生活を見直す良いきっかけになりました。

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