アメリカでの出産(2日目)(編集中)

1日目は仮眠を取り始めたところで終わりました。事態が急変したのは、午前1時半ごろです。看護師が「子宮口が9センチまで開いている」と言っているのが聞こえ、ふ〜んと思っていたのですが、そこから看護師たちが出産に向けた準備を始めました。

常に看護師が2人くらいいるようになり、様々な機材が運び込まれ、いつ生まれても大丈夫な状態になっていきます。そして、ついに2時半ごろに意図的に破水させ、出産に向けたイキみが始まりました。
いきむタイミングを子宮の収縮に合わせ、看護師の掛け声「Push!Push! 10 seconds!!」に合わせて妻がイキみます。2回か3回の収縮に1回の割合でPushしていき、横からは見えませんが、徐々に進展していったようでした。正面に座っている看護師が赤ちゃんが生まれるのを助けるためにローション?を塗りながら、出口を開いていきます。

そして、約50分位経った頃についに、赤ちゃんの頭が出てきました。そして、後少しイキんだら完全に生まれるという寸止めのところで、一旦止められます。
そこで、ベッドの足を奥部分の台が外され、羊水や血液、胎盤を入れるための袋を設置します。医者も呼ばれ、看護師の数も一気に増え、準備が整ったタイミングで、Pushしてと言われます。
ここで、妻がいきむと、頭が出てきて、その後一気全身が出て来ました!誕生の瞬間です。生まれた瞬間に鳴き声が聞こえ、とても安心しました。

そこから、医師による検査や体重測定などを経て、スキンToスキンコンタクトということで、妻の上に赤ちゃんが乗せられます。この時に、希望すれば、臍の緒をもらうことができます。私は10センチ分くらい渡され、持っていったジップロックに入れ、クーラーケースに氷をもらいました。ここまで来れば、もうほとんど完了です。あっという間にみんな撤収して行きました。

そして、衝撃の言葉を聞きます。「2時間後に部屋移動するから片付けて」てっきり、その部屋で産後も過ごすのかと思ったら、別の部屋に移動です。出産用の広い部屋は次の方のために空けて、産後の人用のエリア、小部屋(シャワー、トイレ付き)に移動です。もちろん個室です。

個室の奥から

右奥が出入口、左のドアがトイレとシャワー、左の白いところが妻用ベッド、写真を撮影している位置に出産時の部屋と同じソファ兼ベッドがあります。

このとき、赤ちゃんも一緒に移動し、部屋で一緒に過ごすことになります。この移動が終わった時点で、朝6時30分でした。ここで私は臍の緒の保管や猫の世話のため、一時的に帰宅し、すぐにまた病院に戻りました。

病院では、出産後2泊しかできません。そのため、病院にいる間にしなければならないことがホワイトボードに記載され、それをこなして行きます。そのリストが下記です。

正直、この日は簡易ベッドでずっと寝てました。ほとんど眠らずに出産を迎え、家と往復し、眠気が限界だったからです。そんな私をよそに赤ちゃんに必要な検査、妻に必要な検査などはどんどんこなされて行きました。妻が英語ができると楽ですね。

この日は、午後10時ごろまで個室にいて、猫の世話と自分の休息のために自宅に帰りました。(実はこれは大正解でした。)

(編集中)

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